禁煙対策と禁煙グッズ

一ヶ月を乗り切るための対策

 

吸う理由がゼロになっていれば、
ニコチンが体内から排出されるのは
どんなに長くても一ヶ月以内ですから、
一ヶ月間タバコを我慢できれば、
完全に禁煙成功と思っていいです。

 

タバコを吸う理由がないわけですし、
体もタバコ(ニコチン)を欲しないので、
禁煙成功を確信できると思います。

 

「一ヶ月を乗り切る事」がとても重要
ですので、そのための対策をご紹介します。

 

ただし、
「タバコを吸えない」という事よりも
「タバコをやめられる」という喜びが
勝っていれば簡単に乗り越えられます。

 

禁煙を始める前に、
「タバコを吸う理由がない」
「タバコをもう吸わなくていい」
という考え方に必ずなっておいて下さいね。

 

>>タバコを吸いたくなくなる方法


深呼吸をする

 

 

たかが深呼吸と侮ってはいけません。

 

深呼吸は緊張をほぐし、気持ちをリラックスさせ、
ストレス軽減の効果があるのです。

 

深呼吸はいつでもどこでも出来るのでオススメです。

 

深く息を吸って、2秒ほど息を止め、長く息を吐く。
これを3回〜10回ほどやるといいです。

 

頭がすっきりして、爽やかな気分になれます。

 

また、タバコには一酸化炭素も含まれていますので、
体は軽い酸欠状態になっています。

 

深呼吸をして酸素をたくさん取り入れましょう。

 

 

水や炭酸水を飲む

 

 

タバコを吸っている人は、味の濃い食べ物や
飲み物を好む傾向がりあます。

 

タバコのせいで味覚が衰えるからです。

 

タバコをやめると、水のおいしさが
吸っている時よりもわかるようになります。

 

人間本来の繊細な味覚を取り戻した、
そんな気分になれますよ。

 

水で口の中を潤すことで、緊張をほぐし、
気分転換にもなります。

 

タバコは血流を悪くすると言われていますが、
炭酸水は血流を良くする働きがあるそうです。

 

 

体を動かす

 

 

じっとしているとモヤモヤしてくるものです。

 

モヤモヤしていると、タバコを吸いたくなって
しまうことがあります。

 

そんな時は軽く体を動かしたりする
だけでも気分転換になりますよ。

 

ストレッチや散歩などの軽い運動や、
時間があればランニングしてみたり、
プールで泳いだりするのも効果的です。

 

運動はストレス解消にもとても効果があります。

 

 

有意義な事をする

 

 

タバコをやめると時間ができます。

 

これは本当の話です。

 

僕の場合は一日一箱以上吸っていたので、
タバコ一本に5分使っていたとすると、
5分×20本以上なので、なんと一日に
100分以上もタバコに費やすことになります。

 

タバコは何かをしながら吸う事もありますので、
実際には100分も時間が出来るわけではないですが、
それでも感覚的には60分位は時間ができたと思います。

 

僕はその時間を、自分を磨くための
時間に使うよう心掛けました。

 

本を読んだり、勉強をしたり、
自分にとって有意義な時間となるようにしたのです。
アール・ナイチンゲールの言葉で、
とてもいい言葉がありますのでご紹介します。

 

「一日一時間、ある分野の勉強を一年間
続ければ、その分野の専門家になれる。」

 

タバコに使っていた一時間を、
自分の興味のある分野の勉強に使えば、
一年後には専門家レベルになっているのです。
素晴らしいと思いませんか?

 

実際に僕は一日一時間宅建の勉強をして、
一年後に合格する事ができました。
>>宅建合格の記事

 

タバコを吸う5分前後のちょっとした時間を、
読書や勉強に使う事はとてもおすすめです。

 

・深呼吸でリラックス
・水や炭酸水で口の中を潤す
・体を動かしてストレス発散
・タバコを吸っていた時間を有意義な時間にする

 

以上4つが僕のおすすめする、
一ヶ月を乗り切るための禁煙対策です。

 

どれもとてもシンプルですが、
全て僕が効果を感じられたものです。
ぜひ試してみて下さいね。

禁煙グッズを使ってはいけない

 

ご紹介した禁煙対策の中に禁煙グッズが
入っていないのには理由があります。

 

それは、禁煙グッズを使うと、
余計にタバコが吸いたくなるからです。

 

特に、絶対に使ってはいけない禁煙グッズは、
「タバコの代わり」として使うものです。

 

例えば、
・電子タバコ(水蒸気を吸う)
・禁煙パイポ
・禁煙ガム、飴

 

このようなタイプの禁煙グッズは、
使えば使うほど、
「本当はタバコが吸いたいんだ」
と自分に言い聞かせることになります。

 

はっきり言って完全に逆効果です。

 

それはそうですよね、
「タバコの代わりに」電子タバコを吸う、
「タバコの代わりに」パイポをくわえてみる、
「タバコの代わりに」ガムやアメを食べる、
そんな事をしていたら、
最終的には本物のタバコが欲しくなります。

 

禁煙グッズの大きな落とし穴ですから、
絶対に使わないようにして下さいね。

 

タバコを吸う理由はないのですから、
「タバコの代わり」も必要ないはずです。

 

タバコを吸いたくなった時は、
タバコとは全く関係のない事をして
乗り切るのが一番賢い方法なのです。


禁煙一ヶ月後の悪魔の言葉

 

見事一ヶ月以上禁煙する事ができて、
タバコをやめられるという事を確信すると、

 

「一本くらい吸ってもまたすぐにやめられるだろう。」

 

という悪魔の言葉が頭をよぎる事があります。
これは一ヶ月後に関わらず、
禁煙を確信した後に起こる現象です。

 

人によっては数日から数週間後、
時には禁煙を確信して二ヶ月後、
三ヶ月後という場合もあります。

 

「今吸ったらどんな感覚なんだろう?」
「どんな味だったかな?」

 

とか、色々考えてしまうことがあります。

 

もう体がタバコを欲していないので、
ある程度自信もあるわけです。

 

そんなタイミングで悪魔の言葉が聞こえてくるのです。

 

しかし、思い出してください。
タバコを吸う事に理由はないはずです。

 

それなのになぜ吸うのですか?

 

「一本だけってなんですか?」

 

一本だけも何もないです。
もう一本たりとも吸う必要はないのです。

 

一本吸ってしまったら、また体内から
排出されるまで我慢しなければなりません。

 

そんなことをして何か意味がありますか?

 

いや、全くもって意味がないです。

 

人間は全く意味のない事をするほど
バカな生き物ではないはずです。

 

悪魔の言葉にだまされると、
またしばらくして悪魔はこう言ってきます。

 

「もう一本くらい大丈夫だろう?」

 

「一本だけ」は「一本だけ」で終わらないのです。
一本だけという悪魔の言葉は断固無視して下さい。


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タバコを吸いたくなくなる一番の方法は、吸う理由をゼロにしてしまう事です。一瞬で吸いたくなくなる魔法のような方法はありません。時間をかけてでも、吸う理由をゼロにしてしまう事が一番の方法です。